ヨウラクラン 【瓔珞蘭】 ラン科ヨウラクラン属  学名: Oberonia japonica Makino

  本州宮城県以西・四国・九州・沖縄に分布、自生する小型の着生蘭。
小さな株が密集して垂れ下がるように着生、晩春に稲穂のように花茎をのばし細かい花を無数につける。
特に樹木を選ばず、直接雨に当たらないような場所を選んで着生している。
カヤラン、クモランと自生環境が似ており、渓流沿いの杉林を歩いていると足元にこれらの着生した枯れ枝を見つけることができる。
着生樹木及び樹林の伐倒、伐開や園芸上で採取されたりしていることで、各地で存続が脅かされ、レッドデータブックに記載されていることが多い。


2007/9/8 双葉郡楢葉町 木戸川渓谷  撮影者 黒田豊氏

2006/10/9 双葉郡楢葉町 木戸川渓谷  撮影者 黒田豊氏


back to top