ヤマシャクヤク 【山芍薬】 ボタン科ボタン属 学名:Paeonia japonica

 関東以西の本州、四国、九州、朝鮮半島に分布し、ブナ林域などの明るい落葉広葉樹林の斜面下部や谷など、希に比較的下草の少ない林床に生育する多年生草本植物。。
 根茎から高さ30cmほどの茎を出し、数枚の茎葉を付ける。葉は2回羽状の複葉であり、両面とも無毛で柔らかい。
花期は春、5月に白色の花を付ける。
 園芸品種の派手なシャクヤクと比べ、白色で一重でとても清楚な感じがする。反対に赤い不稔の種子と、成熟した黒紫色の種子とのコントラストは素晴らしい。また花弁が紅色のベニバナヤマシャクヤクも自生しているが、絶滅が心配されている。


2008/9/13 会津 小野岳 撮影:黒田豊氏(楢葉町)
ヤマシャクヤ 【山芍薬】 ボタン科ボタン属

ヤマシャクヤ 【山芍薬】 ボタン科ボタン属


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