ヤマニガナ【山苦菜】 キク科アキノノゲシ属 学名:Lactuca raddeana Maxim. var. elata (Hemsl.) Kitam.

 日本および中国、インドシナ、樺太に分布し、北海道〜九州の山地の陰地に生える高さ約1mに達する一年草または越年草。
葉は卵形のものが普通だが、下部の葉が羽裂するものもある。枝分かれした枝先に黄色の頭花をつける。小花は8〜10個。花期は8〜9月。
全体がアキノノゲシによく似るが、葉は三角状卵形、黄色の頭花は径1センチとより小さく、色が濃い。また、外総包片は幅が狭く、2ミリ以下であり、痩果(そうか)に脈が3本あるので区別される。
花期は8〜9月。


2009/7/26 戦場ヶ原 男体山 撮影:黒田豊氏

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