ヤハズソウ 【矢筈草】 マメ科ヤハズソウ属 学名:Kummerowia striata
日本全土に分布し、日当りの良い野原などに生える草丈は10〜30cmの1年草。
茎は根元から枝分かれし下向きの毛が密生する。葉は互生し3小葉からなる3出複葉。
小葉は長倒卵形で先は丸いかやや凹む側脈が斜めにきれいに並び、葉をちぎると矢はず状に切れるのが名の由来。
矢筈とは矢の弦にかける部分(矢羽)で,この草の葉の先端を摘んで引きちぎると矢羽のようになることから名前がついた。
花期は8〜10月で、花は葉の腋に淡紅色約5mmの蝶形花。芝生などに生えるとやっかいな雑草。
|