北海道や本州の中部以北の高山帯の日当りのよい岩礫地などに群生し、千島、樺太からベーリング海周辺地域まで分布する落葉矮小低木。 高さ2〜5cmで茎に枯れた葉の柄が残っている。葉は枝先に集まり、長さ3〜7cmで縁に細かい鋸歯があり、やや質が厚い。 6〜7月、新葉とともに淡黄白色の壺形の花が下向きに開く。花冠は長さ5mmで先が浅く5裂して反り返り、雄しべは10本。 果実は球形、9〜10月に赤色から黒紫色に熟し、葉は美しく紅葉する 。名は、葉裏に網目状に細脈が隆起した縞模様からつけられた。