ツルカノコソウ 【蔓鹿の子草】 オミナエシ科カノコソウ属 学名:Valeriana flaccidissima

 本州〜九州地域の、山地、丘陵の湿った所に生育する多年草。
 和名は花を上から見たときのつぼみを鹿の子絞りにみたててついた。花は2mm程度で茎の頂で集散花序となり、4〜5月に咲くがオミナエシの仲間で、10cm位で白色の花を付け30〜40cmに伸びる。
花後に地面に長い蔓性の匍匐枝を四方に伸ばし、先端に新株を作る。葉は対生し羽状に3〜5裂する。 別名:ヤマカノコソウ 茎は直立し、中空で水っぽく、やわらかい。


 2007/5/6 大倉山 撮影者:黒田豊(楢葉町)

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