ツリガネニンジン 【釣鐘人参】 キキョウ科ツリガネニンジン属 学名:Adenophora tripylla var.japonica

多年草。若葉は食用、根は乾して去痰薬とする。トトキ。
北海道〜九州の山野に生え、変異が大きい。茎は30〜100cmになり、ほとんど分枝せず全体に毛がある。
根生葉は長柄があり、円心形で花時には枯れてなくなる。夏から秋にかけて茎頂に円錐花序をつくり、1〜数個の花が輪生して、釣り鐘形で先が5裂してやや広がった淡紫色の花を下向きにつける。
時に白花もある。花柱は花冠よりやや突き出し、先が浅く3裂する。萼裂片は線形で長さ3〜5mm、ふちに1〜4個の小さな鋸歯がある。
葉は3〜4枚輪状に付き卵状楕円形で、細長く先がとがり、ふちには鋸歯がある。まれに互生する。花期は8〜10月。


2007/11/10 双葉郡楢葉町 撮影者:黒田 豊(楢葉町)
2007/8/20 須川温泉〜栗駒山〜(中央コース)〜いわかがみ平まで縦走 撮影者:黒田 豊(楢葉町)
2001/8/20 双葉郡葛尾村広谷地
ツリガネニンジン 【釣鐘人参】 キキョウ科


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