ツマトリソウ 【端取草・妻取草】  サクラソウ科ツマトリソウ属 学名:Trientalis europaea

 北海道〜四国 亜高山までの草地や林縁の広い範囲に生える、高さ5〜20cmの多年草。
  花は葉腋の真ん中から真上を向いて1個ずつ咲き、2〜3cmの花柄を伸ばし、白色で1個つける。花冠は7片に深く裂け、雄しべも同数である。7の数の花は非常に珍しい。
 葉は広披針形で先が尖り、5〜10枚が上部にやや輪生状につく。葉の縁に平行に走る細脈が「つま取り」の語源といわれる。


 2007/7/30 富士山(5合目登山口) 撮影者:黒田豊(楢葉町)

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