ソバナ 【岨菜・蕎麦菜】 キキョウ科ツリガネニンジン属 学名:Adenophora remotiflora

  本州・四国・九州に分布し、山地の林内や斜面に生え、花期 8月〜9月、茎の高さ90cm内外、ときに上部で分枝する多年草 。
 山菜として食べることからソバナと名前がついたとの説が強い。
葉は互生し、茎の上部は斜めとなり、青紫色のやさしい釣鐘状の葉をつける。
花柱は花からあまり飛び出ない。 萼は緑色で先端がとがる。
上部になるにつれ葉は小さくなり、また葉柄は短くなって無柄になる。
やわらかな若葉を蕎麦菜にたとえ、また岨菜(ソバナ)で山地のけわしい斜面にはえる菜という意味もある。


2008/9/13 会津 小野岳 撮影:黒田豊氏(楢葉町)
ソバナ 【岨菜・蕎麦菜】 キキョウ科

 2008/9/6 奥只見の浅草岳 撮影:双葉郡楢葉町 黒田豊 氏


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