シロバナサクラタデ 【白花桜蓼】 タデ科イヌタデ属 学名:Persicaria japonica (Meisn.) H. Gross.

 日本全土に分布し、高さ50〜100cmの水質地に生える多年草。
茎は直立しで無毛 葉は披針形で先は鋭く尖り基部はくさび形
 花期は8〜10月で直径4mmほどの全開しない純白の花を穂状に付ける。
 ピンクの花を付けるサクラタデより花は小さいが、タデの仲間では格別に美しい。
 名前からするとサクラタデの白花のようだが、れっきとした別種である。東京都では絶滅レベルが最高のAランクで、ほとんど見ることはない。
水質の劣化や湿地の現象によっていつ絶滅危惧に追いやられるか分からない。
いつまでも水辺に置いておきたい美しい花だ。田んぼの雑草扱いであるが風に純白の花穂を揺らし優雅である。  


2008/9/15 双葉郡楢葉町 撮影者:黒田豊氏(楢葉町)
シロバナサクラタデ 

シロバナサクラタデ  シロバナサクラタデ 


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