シラネニンジン 【白根人参】 セリ科シラネニンジン属 学名:Tilingia ajanensis

 花期:6〜8月 分布:北海道・本州(東北、関東、中部) 草丈:足首〜ひざ 環境:高山・亜高山、原野・草原、湿地・池沼
高山植物としては普通に見られる種で、湿り気のある草地に群生する。
草丈は人の足首からすねほどと小型で繊細な感じ。葉は2〜3回羽状複葉になり普通小葉は細いが、変異の幅は大きい。
同じような大きさのミヤマウイキョウは小葉が糸状で礫地に生える。
イブキゼリモドキは、林の中や草地に生え、小葉は卵形で花序はごくまばら。本種の茎はほぼ花茎状態で茎葉がごく小数しかつかないが、イブキゼリモドキでは茎に葉が多数つく。


2008/7/28 至仏山 撮影:黒田豊(楢葉町)
シラネニンジン 【白根人参】 セリ科
2001/8/30 福島市磐梯朝日国立公園 吾妻山 浄土平 姥ヶ原 酸ケ平
シラネニンジン 【白根人参】 セリ科

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