サワラ 【椹】 ヒノキ科 ヒノキ属 学名:Chamaecyparis pisifera
樹形もヒノキによく似ているが、ヒノキの方がより密に葉をつけ、サワラは葉が少なめなので比較的枝がよく見える。
葉は鱗状になっていて、先端はヒノキよりもとがっている。
ヒノキと区別する最も簡単な方法は、葉の裏の「気孔線(きこうせん)」を観察すること。
葉を裏返すと白い模様が見えるが、これを気孔線といって、酸素や二酸化炭素などの通路となる「気孔」がたくさん並んでいる場所。
その白い気孔線の形が、アルファベットの「Y字形」に見えたらヒノキ、「X字形」に見えたらサワラ。
肌目はヒノキよりやや粗く、香気も光沢もない。材質はヒノキより かなり劣る。名前字体も、材質がヒノキより軽くて軟らかく、さっぱりしている。
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