湿地に生え、地中に球根を作る多年草。7月頃に2〜30cmの花茎を伸ばし、先端に 2、3 個の花をつける。 萼片は小さく緑色で3枚、花弁は白く3枚で、そのうちの2枚の大きな唇弁は縁が細かく裂ける。この花の形が白鷺の飛んでいるところに似ているというのでこの名前がついた。 花の後ろには長い緑色の管状の距と呼ばれるものがついており、半透明なので中に蜜が溜まっているのが見える。
2001/8/10 いわき市久之浜町田之網 いわき海浜自然の家内