オランダミミナグサ 【阿蘭陀耳菜草】 ナデシコ科ミミナグサ属 学名:Cerastium glomeratum  

 ヨーロッパ原産の帰化植物。春に白い小さな花が、咲きありふれた雑草。路傍や畑、荒れ地に極普通に生育している。秋から冬に芽生える越年性の一年草。
 花は冬に咲くこともあるが、主に春から初夏にかけて。花弁の先端は2つに分かれているが、開いているのを見ることが意外に少ない。昼過ぎに短時間開くのかもしれない。  在来種のミミナグサに似ているが、花柄が短いので花が群れ咲いているような印象がある。荒れ地に生育する場合は葉の色が黄色がかって見えることが多い。


2008/4/27 楢葉町 撮影:黒田豊氏


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