オオバノトンボソウ 【大葉の蜻蛉草】 ラン科 ツレサギソウ属 学名:Scutellaria brachyspica

 本州(関東地方以西)、四国、九州に分布し、山地、丘陵や浅い山の林内の下に生える草丈25〜60cmの多年草。
 葉は下方の2,3個が大きく、上のもの程小さい。下方の葉は長楕円形で長さ7〜12cm、幅2.5〜3.5cmの長楕円形で茎を抱き、主脈の下半分は翼状に張り出して角ばった茎の翼に続く。
 花期は6〜7月。花は直径約1cm茎の先に穂状に10〜25個 唇弁は舌状広線形で約7mm 距は長さ1〜1.5cmで垂れ下がる。花の色は淡緑色で地味で目立たない。
和名の漢字表記は大葉の蜻蛉草で花の形をトンボに見立てたもの。


2008/7/14 双葉郡楢葉町 撮影:黒田豊氏(双葉郡楢葉町)
2008/6/14 只見町蒲生岳 撮影:黒田豊氏(双葉郡楢葉町)


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