オオウバユリ 【大姥百合】 ユリ科 学名:Cardiocrinum cordatum Makino var. glehnii (Fr.Schm.) Hara

 7〜8月頃、やぶの中や林の日陰に咲く。草丈は150〜200cm。
黄緑色の長さ10〜15cmの花が、20個近くもつくことがある。
 ウバユリより草丈が高く、花の頃には下葉が取れかかることから、“葉”と“歯”をひっかけて姥(うば)に見立てて名付けられたと言われる。
大きな花だが、群生していると、黄緑色のかたまりが気味悪く感じられたりするが群生していない限りは、ひっそりと咲いている。
 何個花がついていても、ほとんど同時に咲きそろって、3〜4日でしぼんでしまう。咲いたかと思うと、あっという間に終わってしまう花。その代わりか、実の方は雪が降ってもピンと立っていて、冬の森の大事なアクセントになっている。
 実は生け花によく使われる。


2001/7/25 耶麻郡北塩原村 裏磐梯 レンゲ沼付近
オオウバユリ 【大姥百合】 ユリ科

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