オヒシバ 【雄日芝】 イネ科オヒシバ属 学名:Eleusine indica

 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
 単子葉植物で日なたに生える、それほど背の高くない一年生草本で、道端でもよく見かける雑草。
 地下茎や匍匐枝はなく、株立ちになる。草丈は15-60cm。茎の基部に葉が集まり、葉鞘が茎を包んで折り重なっている。葉鞘は二つ折りになっており、それが重なっている茎も左右から偏平になっている。
葉は偏平で細長く、ほぼ水平方向に真っすぐに出る。緑色で質は柔らかく、つやがない。
花序は夏以降に出て、ほぼ立ち上がり、先端に2-7個の穂をつける。穂はほぼ同じ位置から出て、放射状に斜め上に出る。
日本では本州以南に生育し、世界の暖帯から熱帯に広く分布する。
名前について

    オヒシバは雄日芝の意味で、日なたに出る芝であるが、メヒシバに比べて逞しいことからの命名とのこと。オイジワとも表記する。別名をチカラグサと言い、茎が丈夫で引きちぎるのに力がいることからの名である由。

2001/9/23 双葉郡浪江町西台
オヒシバ 【雄日芝】 イネ科

back to top