オオバクロモジ 【大葉黒文字】 クスノキ科クロモジ属 学名:Lindera umbellata var.membranacea

 山地に生える落葉低木で多雪地に多い。雌雄異種。
 淡黄緑色の小さな花を沢山、葉と同時に小枝の節に散形花序に付ける。
球形の果実は10月頃には黒く熟す。葉は枝先に集まって互生し、長さは7〜15cmと大きな卵状長楕円形、又は挟長楕円形。
ふちは全縁で先が尖っており、裏面は白色を帯びている。秋には黄色く紅葉するので目立つ。
枝は黒緑色で黒い斑点が多く、この樹皮の斑点を文字になぞらえて、このように呼ばれている。
香りが良く香水の原料やツマヨウジに使用されている。


2001/7/25 耶麻郡北塩原村 裏磐梯 レンゲ沼付近
オオバクロモジ 【大葉黒文字】 クスノキ科

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