ミヤマオトコヨモギ 【深山男蓬】  キク科ヨモギ属 学名:Artemisia pedunculosa

 本州(中部地方)に分布し、亜高山〜高山帯の砂礫地に生える高さ10〜35cmくらいの日本固有の多年草。
多年草高山の崩壊地や火山性の砂礫地など、登山道の脇で見かけ根生葉から伸びる花茎が特徴的な赤褐色。花期は7〜9月、黄緑色の花で頭花は10数個が総状または複総状について、花粉が飛びやすいように下向きに咲く。頭花柄は細く長く延びる。
 果実が小さいので、平地のオトコヨモギよりも花が大きいが種子は小さいため、果実が無いものと考えて「雄のよもぎ」とした。


 2007/7/30 富士山(5合目登山口) 撮影者:黒田豊(楢葉町)

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