本州中部山岳地帯から北海道、千島列島、サハリンの亜高山・高山に分布する落葉低木。 高山帯直下まであり、高標高地では日本で一番遅く咲くサクラ(5〜7月に淡紅色〜白色の花) 葉と花が同時に出るサクラで、葉は緑色の株が多い。亜種のチシマザクラ(花の柄に毛がある)と違って、幹が直立せず、軸・萼片に毛は殆どなく、すべすべしている。 別名タカネザクラ(高嶺桜)。