メナモミ【荒地瓜】 キク科 メナモミ属 学名:Siegesbeckia orientalis subsp. pubescens

 北海道から九州、朝鮮、中国に分布する1年生草本。山野、落ち葉のたまった林道脇などで見かける。
 茎は直立し、毛が多く、高さ約1mになる。葉は対生して、翼のある有柄で、長さ8〜19cm、幅7〜18cmの卵形で、毛が多い。
 花は秋(9〜10月)に咲き、枝先に黄色の頭花を数個散房状につける。頭花は縁の雌性の舌状花、中側の両性の筒状花からなり、いずれも黄色。
総苞片は5個で開出し、縁や先端に粘腺毛が多数付く。花柄にも粘腺毛がある。


2007/11/10 双葉郡楢葉町 撮影者:黒田豊氏(楢葉町)

2007/11/6 双葉郡楢葉町 撮影者:黒田豊(楢葉町)


back to top