マテバシイ 【馬刀葉椎・全手葉椎】 ブナ科マテバシイ属 学名:Pasania edulis

 別名 サツマジイ、マタジイ
名は葉がマテ貝に似ていることによる、または九州地方の方言に由来しているとの説がある。
常緑高木。樹高10〜15m。 樹皮は灰黒色で縦に細いすじがある。日本のドングリでは一番大きな実をつける。
葉は単葉で互生。葉身は倒卵状長楕円形。葉の表面は深緑色で光沢あり。裏面は淡褐緑色。葉縁は全縁。
葉先は鋭尖頭または鈍頭。雄花も雌花も斜上した花序に咲く。堅果は長楕円形、生食できる。
 本州、四国、九州の丘陵帯に分布(本来の自生地は九州)花期・果期 花期:6〜8月 果期翌9〜10月


2001/6/25  いわき市久之浜町金ヶ沢
マテバシイ 【馬刀葉椎・全手葉椎】 ブナ科


back to top