ラバテラ(宿根草品種)Lavatera 本属植物中、もっとも多くつくられるのはハナアオイL. trimestris L.である。 原産地は南ヨーロッパ・地中海沿岸地方、北アフリカ、シリアの耐寒性一年草(半耐寒性多年草または低木)で、花容、草姿はムクゲやフヨウに似る。 日本には明治に渡来し、一般にはなじみのない花であったが、最近ヨーロッパの改良種が紹介され、栽培されるようになった。 草丈:120〜180cm 開花期:6〜8月(品種により温暖地では周年開花するものもある。) 日当たりと水はけの良い場所を好む。寒冷地では冬に地際から刈り込んだほうが越冬しやすい。背が高くなるので、植え付け場所に注意。特に病害虫も付かず、育てやすい植物。木質化もしますが、強剪定も可能。