関東以西の本州から琉球、朝鮮・中国・ヒマラヤに分布する特異なランで、日当たりの良いところに生育する大型の低木の枝に着生する小型で鱗片葉しかない着生植物。 葉がなく、根だけのように見える多年草。根は長さ数cmで放射状に伸びる。6月から7月に、鱗片葉の脇から1cmほどの花茎を出し、目立たない淡緑白色の小花を1〜3個つける。 県により絶滅危惧種に指定されている。