コンロンソウ 【崑崙草】 アブラナ科タネツケバナ属 学名:Cardamine leucantha

低地の林内や山地の沢沿いに生育する多年草。全体に短毛があり、茎は直立、上部で少し分岐。葉は5〜7枚で互生。小葉の縁には粗い鋸歯がある。花は枝の先にまとまってつき、十字型。花弁の長さは8〜11 mm。
花は4月から咲き始め、初夏まで次々と白い花を付ける。
和名はこの花の白さを中国の崑崙山脈の雪に見立てたという説と、黒っぽい実の色を南シナ海の伝説の島である崑崙島に住む褐色の肌色をした崑崙坊に例えたという説がある。


2007/5/20 いわき市仏具山 撮影者 黒田豊氏

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