北海道、本州(中部地方以北)に分布し、高山帯の岩礫地などに生え、茎の高さが5〜15cmの常緑小低木。 茎は地面を這い、細かく枝分かれする。7〜8月枝先に、長さ5〜10mmのわずかにピンクを帯びた白色の花を3個下向きにつける。花冠は壷形で、浅く5裂し3裂片の先は反り返る。 葉は米粒に似ていて卵形〜楕円形で、3個ずつ輪生し、厚く、光沢があり、コケモモに似るが、花が壷形なので容易に見分けられる。