コウホネ 【河骨・川骨】 スイレン科コウホネ属 学名:Nuphar japonicum

 浅い池や沼などに生える多年生の水草。根茎が白色で肥大し、これが白骨のように見えるので和名になった。
円柱形の花柄を水の上に出し,黄色い花を上向きにつける。
 コウホネの、地下茎は太く、海綿質をしていて、泥のなかに横にのびた根茎(こんけい)は、親指より太くて、少し曲がりくねった感じがあり、ところどころに節があって、下側に多数の根がでている。
根茎は外側が灰緑で、折ると白色の多孔質になっている。
 葉は地下茎の先の方から水上にのびた柄についており、水中の葉は細長く、膜質をしていて、流れのある場所では、ワカメのような帯状のものを水中に出すが、沼や小川の淵などの流れがあまりない場所では、長卵形や長楕円形。
 水上の葉は長卵形から長楕円形、先は鈍頭、基部は矢じり形のサトイモのような葉をしている。
表面は光沢があって濃い緑色。葉縁は全縁で少し波をうっている。
 花は水上の花柄の先に1個つける。全体が小型のものをココウホネと呼びます。


2001/8/24 山形県東村山郡山辺町畑谷 山形市少年自然の家エリア内
コウホネ 【河骨・川骨】 スイレン科

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