北半球の温帯、亜寒帯および寒帯を中心に約300種が分布し、山野の草地に生える多年草。 高さ5〜30cmで、集散状に黄色の5弁花をつける。変異が多く日本のは樺太・大陸のものより葉の先が尖り花弁の小さいものが多い。 葉は根生しているためムシロのように見え、鳥のキジがひくムシロに見立ててキジムシロと名付けられた。 高山に生えるものも多い。日本には全国に約20種が自生。ほとんどが陽地を好む多年草だが中には小低木もある。