キハダ 【黄蘗】 ミカン科キハダ属 学名:Phellodendron amurense
北海道、本州、四国、九州、樺太、南千島、朝鮮半島、中国に分布する落葉高木。
樹皮は淡黄灰褐色で内皮は鮮黄色を呈する。枝は太く傘状の樹冠をなす。一年生枝は褐色で、冬芽は小形で対生し褐色を呈する。
葉は対生し、奇数羽状複葉をなし、もとは円形。上面は暗緑色、下面はやや粉白色である。
雌雄異株。5〜6月に若枝の先に円錐花序をつくり、花は黄緑色である。
10月に果実成熟し、核果は球形で青黒色に熟し、中に5核、5種子がある。 |