カヤラン 【榧蘭】 ラン科カヤラン属 学名: Thrixspermum japonicum
            (ラン科サルコキルス属 学名: Sarcochilus japonicus)

 宮城県以南の風通しの良い湿った樹木にぶら下がって着生する蘭。小型で大きくても5〜6cm。
春〜夏にに草丈の割には大きな黄色くて丸い花を数綸樹木や岩に着生し、枝の下にぶら下がって開花する。
 よく川沿いの杉の枝にぶら下がっていることからスギランと呼ぶ地方もあるが、田舎の梅や桜の木にも着生するので木の種類はあまり問わない。
日当たりのよいところでは葉が短くがっしりて、日陰では葉が長く色も薄くひょろっとした姿になる。
 この蘭はほとんど株繁殖しないので、群落を作らず、数株で自生している。


2008/5/16 楢葉町木戸川警告 撮影者 黒田豊氏
2008/5/15 楢葉町木戸川警告 撮影者 黒田豊氏
2007/5/20 いわき市田人 撮影者 黒田豊氏
2006/9/17 双葉郡楢葉町 木戸川渓谷  撮影者 黒田豊氏

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