カタクリ 【片栗】 ユリ科カタクリ属 学名:Erythronium japonicum

 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
 比較的日光の差す落葉広葉樹林の林床に群生し、早春に下を向いた薄紫から桃色の花を咲かせる多年草。
 3〜4月のみ地上部を展開し、5月上旬頃には葉や茎は枯れてしまう。
 発芽1年目の個体は細い糸状の葉を、2年目から7・8年程度までは卵状楕円形の一枚の葉だけで過ごし、鱗茎が大きくなり、二枚目の葉が出てから花をつける。鱗茎は毎年更新し、なおかつ旧鱗茎の下に鱗茎が作られるため鱗茎は深くなる。
 昔は日本では落葉広葉樹林のある各地で広く見られたが、近年では乱獲や盗掘、土地開発などによる生育地の減少によって減少している。最近では人工的に増殖した上で野山に植える試みが行われ、観光名所になっている。
  昔はこの鱗茎から抽出したデンプンを片栗粉として調理に用いていたが、近年は片栗粉というとほぼジャガイモから抽出したデンプン粉のことを指すようになってしまった。


2010/4/24 双葉郡浪江町西台字台
カタクリ 【片栗】 ユリ科

2010/4/11 黄花カタクリ 双葉郡浪江町西台字台
カタクリ 【片栗】 ユリ科

2010/4/6 双葉郡浪江町西台字台
カタクリ 【片栗】 ユリ科

2010/4/11 黄花カタクリ 双葉郡浪江町西台字台
カタクリ 【片栗】 ユリ科

2002/4/21 双葉郡葛尾村湯の平 県立公園五十人山登山道
カタクリ 【片栗】 ユリ科
2002/4/21 双葉郡葛尾村湯の平 県立公園五十人山登山道
カタクリ 【片栗】 ユリ科
2002/4/21 双葉郡葛尾村湯の平 県立公園五十人山登山道
カタクリ 【片栗】 ユリ科
2002/4/21 双葉郡葛尾村湯の平 県立公園五十人山登山道
カタクリ 【片栗】 ユリ科
2002/4/21 双葉郡葛尾村湯の平 県立公園五十人山登山道
カタクリ 【片栗】 ユリ科
2002/4/21 双葉郡葛尾村湯の平 県立公園五十人山登山道
カタクリ 【片栗】 ユリ科
2002/3/21 双葉郡浪江町西台(昨年、通信販売で買った球根を植えたもの)
カタクリ 【片栗】 ユリ科
2002/3/21 双葉郡浪江町西台(昨年、通信販売で買った球根を植えたもの)
カタクリ 【片栗】 ユリ科

back to top