カキドオシ 【垣通し】 シソ科カキドオシ属 学名 Glechoma hederacea

多年草 別名:疳取草 草丈:約10〜25cm
 野原や道端に生え、匍匐性で地をはい、どこにでも伸びていく。垣根のような隙間を通っていくことからカキ(ネ)ドオシと呼ばれる。
茎や葉は疳の薬や強壮薬になる。また糖尿病にも使われます。日本のカキドオシは正確には G.h.ssp.grandis で、花がやや大きいもの。
ほんとにどこにでも生えていて、もちろん雑草。腎臓型の葉が特徴的で、4月から5月にかけて淡い紫青色の花を咲かせる。
葉は対生。 葉柄は長く、葉形は腎円形。 長さ2〜2.5cm、幅2.5〜3cm 葉を揉むと芳香がする。葉縁は鈍鋸歯。
茎が立ち上がって葉腋に淡紫色の花が咲く。 花は唇形花。 花弁の中に濃紫色の斑点が入る。
分布:北海道、本州、四国、九州 花期:4〜5月


2001/4 双葉郡浪江町西台

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