北海道、本州、四国、九州に分布し、低山〜ブナ帯の日当たりのよい谷間やその斜面に生える落葉高木。 カエデの中でも高さは15m〜20mの特に大きな木になる。。 樹皮は灰褐色。老木になると縦の裂け目が目立つようになる。樹形は整っていて、葉はたくさん重なってよく茂る。 手のひらのような大きな葉が重なりあって茂り、雨が降っても漏らない。まるで屋根をかけたようだという意味で、板屋カエデと呼ばれる。 材は堅く粘り強いため、古くはスキーやラケットの材料として使われた。
2001/7/16 双葉郡葛尾村葛尾 葛尾村森林公園 もりもりランド・かつらお