日本全国に分布する一年生のツル植物。湖岸など、やや湿り気のある場所によく生育する。ママコノシリヌグイと同様に、鋭い棘があり、他の植物に引っかかりつつ生長する。 花は目立たず、花冠はない。果実が稔ると萼がコバルトブルーとなり、よくめだち美しい。 タデ属にはつる性の植物がけっこう多く、ツルソバやナガバノウナギツカミなどがその代表。 白い花はちょっと見ただけでは咲いているのかわからないほどだが、花後は萼がふくらんで青紫色に染まり、まるで果実のようになる。花の盛りは秋ですが、早いものでは7月ごろから咲きはじめる。