イチリンソウ【一輪草】キンポウゲ科イチリンソウ属 学名:Anemone nikoensis

 本州、四国、九州に分布し、山野に生育する多年草。
落葉広葉樹林の中や山麓の土手の腐植の厚い肥沃地を好む。大群生を形成することは無い。
 高さは20〜30cmほど、茎葉は3枚が輪生し、それぞれ3出複葉で小葉には深い切れ込みが多数あり有柄。
 4〜5月頃、茎葉の間から長い花柄を伸ばし、先端に径が4cmほどの白い花をつける。
 近縁種にニリンソウ・キクザキイチゲがある。イチゲソウ。


2001/4/28 双葉郡浪江町西台


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