ヒメツルソバ【姫蔓蕎麦】  タデ科タデ属 学名:Persicaria capitatum (Polygonum capitatum)

 ヒマラヤ地方原産の長さ50cmほどになる帰化植物。熱帯から温帯にかけての諸国で観賞用に栽培されている多年生草本。
地面を這いマット状によく広がり、10月〜11月に日の当たる暖かい場所で花を咲かせ、霜が降りるまで咲きつづける。
茎の先端に淡虹紫色の花被片の小花が直径1cmほどの球状に固まった花序を多数着ける。観賞用として輸入され、ロックガーデンなどで栽培されている。
 茎や葉の縁が赤く、赤褐色の毛が生えており、葉は先端の尖った卵形で全縁、短い柄があって互生し、葉の中央に紫色っぽいV字の斑(ふ)が入る。 どこでもよく育ち、種を飛ばして増えていく。強健で半耐寒性。日当たりから日陰まで水はけがよければよく育つ。


2007/11/10 双葉郡楢葉町 撮影者:黒田豊氏(楢葉町)

2007/11/7 双葉郡楢葉町 撮影者:黒田豊(楢葉町)


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