南アフリカ原産のヒオウギズイセンとヒメトウショウブの雑種で、明治時代の中頃に観賞用として日本に入り、栽培されていたものが、現在は,日本全土に野生化しているのが見られるようになった多年草の帰化植物。 草丈は1mほど、長い葉は幅3cmくらいで互生し、硬質、中央脈が隆起する。 初夏に茎上部に鮮やかな朱赤色の花をつける。 別名:モントブレチア 和名は、葉のつき方が檜扇(ひおうぎ)に、花がスイセンに似ているヒオウギズイセンの小型なものだから。 別名がモントブレチア。