ハナネコノメ 【花猫の目】ユキノシタ科ネコノメソウ属 学名:Chrysosplenium album var. stamineum

 春3〜4月に開花し、本州(東北,関東,中部)に分布。草丈は足首以下〜足首ぐらい。 【環境】山地・低山,森林・林縁 ネコノメソウの仲間は、花だか花でないのかよくわからないような地味なものが多いが、このハナネコノメはきれいでかわいい花を咲かせる。ただし、花茎は約5cm、花も直径5mmとひどく小さい。  じめじめした岩肌や谷川の縁などに生える。群れて咲くので目につくが、ひとつひとつの花は小さい。白い花弁のように見えるのは実は直立した萼裂片で、赤い葯との色の対比が美しい。 ほかの野草に先駆けて渓流沿いの苔むした岩の上などに花を咲かせる。


2007/4/7 いわき市遠野町入遠野の大風渓谷 
撮影:双葉郡楢葉町 黒田豊氏

ハナネコノメ

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