日本各地の海岸に分布。高さは10〜40cmほどになり、上部で分枝。 光沢のある倒卵形の葉は互生。5月から6月ごろ、茎の先に総状花序をつけ、白い花を咲かせる。 名前は、花序のかたちを払子(ほっす)に見立てた。払子(ほっす)とは、仏教の導師が使う装身具で、ヤクや馬の尻尾の毛を束ねた「はたき」みたいなもの。
2001/6/29 いわき市久之浜町 船渡海岸