ハギ(萩)とは、マメ科ハギ属の総称。落葉低木。秋の七草の一つ。分布は種類にもよるが、日本のほぼ全域。古くから日本人に親しまれ、万葉集で最もよく詠まれる花でもある。秋ハギと牡鹿のペアの歌が多い。別名:芽子・生芽(ハギ)。
ハギの種類
代表的なものをあげる。
ヤマハギ(学名 Lespedeza bicolor)
キハギ(学名 L. buergeri)
シラハギ(学名 L. japonica)
ツクシハギ(学名 L. homoloba)
マルバハギ(学名 L. cyrtobotrya)
ミヤギノハギ(学名 L. thunbergii)
このほか、マメ科植物で、ハギの名を持ったものにはメドハギ・ヤブハギ・ヌスビトハギ・ネコハギなど多くのものがある。他に、ヒメハギはマメ科ではなく、ヒメハギ科に属するが、花の外見がややマメ科に似る。