ガンクビソウ 【雁首草】 キク科ヤブタバコ属 学名:Capesium abrotanoides L.

 北海道を除く日本全土に分布し、山林の木陰などに生え、茎は直立する多年草。
葉は互生し卵形または卵状長楕円形、不ぞろいの浅い鋸歯あり。根生葉は花時には無く上部の葉を除き葉柄がある。
茎は軟毛が密生し、上部でよく分枝する。6〜10月、茎の上部に横向きまたは下向きに1個の頭花をつけ、花冠は黄色 総包は先のほうが狭くなる。総包片は外から内に向け 段々長くなる。
頭花が首を曲げた形が煙管の「がんくび」に似ているのでつけられた名。


2007/11/27 双葉郡楢葉町 撮影者:黒田豊氏(楢葉町)


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