フユノハナワラビ 【冬の花蕨】 ハナヤスリ科 ハナワラビ属 学名: Botrychium ternatum

 田畑の畦、土手、山道など日当たりのよい場所に生え、日本全国に分布。
夏の終わり頃に小さな葉を広げ、秋〜冬(10月〜12月)に胞子葉(あたかも花のよう)をもたげ、冬を越し、春に枯れる。花がない時季なので、観賞用に庭に植えられる。
 秋から冬までの期間、十分に光合成ができるためには、草があまり生育していないか、刈り取られるような人里で人があまり踏みつけないような場所が主な生育地は。
 シダ類の中では原始的で、胞子を入れる袋「胞子のう」が独立している。


2008/10/7 楢葉町 撮影者:黒田豊(楢葉町)
フユノハナワラビ
2007/1/28 双葉郡楢葉町波倉 (撮影者:楢葉町 黒田豊氏)
フユノハナワラビ

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