フシグロ【節黒】ナデシコ科マンテマ属(フシグロ属) 学名:Silene firma Sieb. et Zucc.

 北海道 本州 四国 九州の丘陵〜山地の林で日当たりの良い野山に生える高さ約40〜80cmの2年草。
茎は無毛で、数本束生し、直立し、分枝する。茎の節部が暗紫色のことから名が付いた。
葉は対生し、短い葉柄があり、長さ3〜7cmの長楕円形〜卵形で淵に毛がある。。
 花期は6〜9月で葉腋に輪生状に花をつける。花は直立して卵形のがくがある。がく筒のわりに花がとっても小さくて可愛い。
萼は長さ7〜10mmで、5浅裂し、すじが10本ある。花弁は(淡紅色〜)白で5枚、先が2裂する。雄しべは10本。花柱は3個。 別名:サツマニンジン


2008/10/2 楢葉町 撮影:黒田豊(双葉郡楢葉町)氏


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