春の山菜の代表。フキノトウ(蕗の薹)は蕗の花で、いち早く春を告げるものとして、てんぷらネタにしたり、味噌汁に入れたりと食卓を飾ることが多い。苦みがある。 フキは雄株と雌株がある。フキノトウは両性花(但し不稔なので機能的には雄花)の集まった雄頭花で,この頭花を持ったものが雄株である。 花が咲いてから、地下茎を通じてつながっている葉が大きく伸びて広がってくる。(花と葉が別々につく)この”葉柄”(葉の茎の部分)がいわゆる 「フキ」として食用になる。
2001/4/24 双葉郡浪江町西台