低地の渓谷沿いから亜高山帯にかけて、少しかぶさったような岩や岩崖などから垂れ下がるコケ植物蘚類。 茎の長さは1〜5cmで、両側に小さな葉を扁平に並べてつける。 茎の先の苞葉は中肋が触角のように長く突き出し、こうした姿がエビを思わすことからこの和名がある。 北米においては、その分布が新生代の氷河に覆われることのなかった地域に限られるとも言われ、、氷河期の遺存種とも考えられている。