チカラシバ【力芝】イネ科チカラシバ属 学名:Pennisetum alopecuroides

 高さ30〜80cmの多年草。東南アジアや東アジアに分布し、日本では北海道から南西諸島にかけて草原や堤防、荒れ地などに群生。
 秋、野外で、黒紫色のブラシに似た穂が目立ち、見つけやすい。 種と地下茎で繁殖し、枝別れした多くの地上茎が四方に広がり、群がって生育している。
しなやかで粘りのある強い根が張り、力を入れてもなかなか抜けないのでチカラシバと呼ばれる。葉は、濃緑色で細長い形をして、硬くなめらかで、表面には短い毛が生える。
 小穂は密生して開き、近くには、色や形、大きさとも異なった特殊な葉がついていて、やがて紫色の毛になる。


2001/9/19 いわき市久之浜町田之網字 いわき海浜自然の家
チカラシバ 【力芝】 イネ科

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