バイモ 【貝母】ユリ科バイモ属 学名: Fritillaria verticillata var. thunbergii

中国原産で日本には薬用植物として入り乾燥した鱗茎を咳どめや止血、解熱や痰などの薬用に利用する。
 10月に日当たり地の排水の良い場所へ植え、草丈40〜60cm、葉は長さ約10cmの広線形で互生または輪生、先端は蔓となって巻きつく。
3〜6月に薄緑色のの花径3〜4cmで下向きに開花する高温多湿を嫌う多年草。(外来種は赤色や黄色など多色あり)
 葉先の曲がりが面白く、花の内部に模様がある。近種に黒百合や小貝母がある。
名前は鱗茎が2枚貝の形に似ていることからついた。別名:編笠百合、フリチラリア・ツンベルギー(Fritilaria thunbergii)


2010/4/12 双葉郡浪江町西台字台
アブクマトラノオ

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