アヤメ 【菖蒲】 アヤメ科 学名:Iris sanguinea
北海道から九州、朝鮮・中国東北部・シベリア東部のやや乾いた草原に自生する多年草植物で、広く人家に栽培されている。
「いずれがアヤメ・カキツバタ」という言葉があるが、これは、どちらも美しく、よく似ていて優劣が付けにくいという意味。この場合のアヤメのは、ハナショウブのことが多い。
植物学上のアヤメは、乾いた土地に生える葉も花もやや小型の植物であるのに対し、カキツバタとハナショウブは水辺に生える同大の植物であるという点から、似ているのは後者の2種の方である。
|