アキチョウジ 【秋丁字】 シソ科ヤマハッカ属 学名:Robdosia longituba (Miq.) Hara
本州の岐阜県以西、四国、九州に分布し、山地の木陰に生える多年草。関東、中部地方にはセキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁字)が分布している。
秋に丁字形の花をつけることによる命名。
チョウジ(丁子)は花が丁子型に咲くからと云われ、また、学名の種小名「longituba」は長い筒を意味するので、どちらも花冠の長い筒部を特徴として表現している。
セキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁字) 学名:Plectranthus effusus 花期:秋
関東,中部地方に分布し、山地に生える多年草。
アキチョウジに似るが、葉の先端が尖っていたり、花柄が長かったりというところが異なる。
関屋というのは、「箱根に多く見られることから関所の番小屋、関屋の秋丁字と呼んだ」という。 |