アジサイ【紫陽花】ユキノシタ科アジサイ属 学名:Hydrangea macrophylla 

 原産地は日本。いわゆる最も一般的に植えられている球状のアジサイはセイヨウアジサイであり、日本原産のガクアジサイ Hydrangea macrophyllaを改良した品種。
 樹高1〜2m。葉は、光沢のある淡緑色で葉脈のはっきりした卵形。6〜7月に紫(赤紫から青紫)の花を咲かせる。
一般に花と言われている部分は装飾花で、本来の花は中心部で小さくめだたない。花びらに見えるものは萼(がく)である。セイヨウアジサイではすべてが装飾花に変化している。
 花の色が土壌のpH濃度によって様々に変化するので、「七変化」とも呼ばれる。
日本原産の最も古いものは、青色。花はつぼみのころは緑色、それが白く移ろい、咲くころには水色、または薄紅色。 咲き終わりに近づくにつれて、花色は濃くなっていく。


2001/6/20 いわき市久之浜町 (円内の赤いのはアカバナアジサイでセイヨウアジサイの1品種)
アジサイ 【紫陽花】 ユキノシタ科

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